震災から7年たちますが、福島では、いまだに人が住むことが許されていない町があり、異様な光景が広がっている町があります。
その中で、津波に襲われた小学校を見学しました。その小学校は現在廃墟ですが、壊されることなく7年前のまま残っています。
津波により1階部分がほぼ浸水しましたが、なんと!一人の死者も出なかったそうなんです。
なぜか?一言で言って危機管理能力だと思います。
その学校の校長先生は、地震の直後に、学校から1~2キロ離れた小山に全員避難させたんです。
地震があってから津波が襲ってくるまで約50分のタイムラグがありました。
その間にみんなを学校の2階ではなく、数キロ離れた小山まで避難させたんです。
結果的には2階に避難しても助かっていたと思いますが、迷いの無い判断に、普段からの危機管理を感じました。
人間はあらゆる場面で判断をしなければなりません。
経験は判断の物差しになります。
時には経験した事ないような困難な場面に遭遇することもありますが、そんな時でも判断はしなければなりません。
一番大事なのは考え方です。
私たちが普段からできることは正しい判断ができるように日々学び続けることだと思います。
がんばりましょう。