こんにちは!
今日から8月ということで、世間もなにかと
夏休みモードがでてきていますね。
巷では、盆踊りや花火大会などの催しモノが日替わりに
行われているようですね。
私も一回くらいはどこかに参加したいな~
そんな8月の一発目のテーマは
「最低賃金」です。
今日、ニュースにもなっていましたが、
また最低賃金が引き上げられる形となりましたね。
東京・神奈川では最低時給が1000円をこえることに。
東京が1013円、神奈川が1011円と全国トップレベル
全国では一律26円から28円の間で引き上げられるかたちとなりました。
大阪では964円となります。
最低賃金があがったことで、企業はより一層の生産性を高める動きが必要となります。
一方、従業員も賃金が上がったことに手放しで喜べない現状があります。
扶養控除(年収の壁)は据え置きなので、単純に年間稼ぐことができる金額は変わらないので
入るシフト、勤務時間が減るかたちとなります。
働きたいのに、働けない現状が年間ベースで考えると、この後10月以降は就労調整も必要に
なってくるかもしれませんね。
結果、企業も従業員がシフトに組めなくなると、新たなスタッフを雇用する必要があります。
仮に、雇用できたとしても戦力となるように教育していく時間を考慮すると、生産性の高い仕事を
すぐに期待するのは難しいですね。
これらを解決するキーは制度の改革、高齢者、女性と思われています。
そもそも、賃金が上がっても年間の所得は増えないという観点を見直しする必要があります。
次に企業がパート、従業員としてターゲットに入れているのが、高齢者、女性です。
65才以上の高齢者はパートの中でも低賃金の仕事に就くケースが多いといわれています。
そして、パートの方の割合はここ最近は男性よりも女性のほうが多いといわれてます。
定年退職後の雇用先として、年金問題のニュースもある中で元気なうちは
生活費と老後の生活の安定を求めて、お仕事を探す方が多いようです。
そして女性の方は、未婚や離別が増えたことで、老後の生計を夫に頼れない女性も増えていくと
おもわれています。
実は最低賃金の1.15倍未満の賃金で働いている方の70%が女性です。
多くは小売、飲食、サービス、零細企業の製造業など集約的な職場で働いている方が多いです。
人口減少が叫ばれる中、女性の社会進出もうたわれています。
相対的に増えていく、高齢者と社会進出していく女性の層をいかに上手く
取り込むことができるかが、重要になってきますね。
同時に、国には賃金だけあげるのではなく、所得が増える取り組みも施策に盛り込んでほしいですね。
では!