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#65 2020年は”フリーランス”な働き方がトレンドなのか?

2019.12.26
ciseiブログ
#65 2020年は”フリーランス”な働き方がトレンドなのか?

こんにちは!

 

今年は今回が最終の更新となります。

2019年を振り返ってみなさまはどんな1年でしたか?

 

私個人は平成ラストイヤーで盛り上がった序盤、

ラグビーワールドカップで盛り上がった中盤、

オリンピックはほんとに大丈夫か?と心配になった終盤って感じです。

 

私はスポーツが趣味ということもあって

スポーツネタがとくに気になったということで

他にもいろんなニュースが世間を騒がしたものもあるでしょう。

 

 

そんな2019年最終回のテーマは「フリーランス」です。

みなさまは「フリーランス」の意味をご存じでしょうか?

 

働き方・労働市場の世界では「特定の会社や所属団体に属さない働き方」ということです。

なじみのある言い方で言うと「自営」といったものでしょうか。

 

最近では、インターネットを介して単発の仕事を請け負う「ギグワーカー」が増えてきています。

 

そもそも、こういった働き方が増えた背景には、ユーチューバーのような視聴者から評価して稼ぐお仕事が

認められてきました。ほかにはブロガーも近いですね。

 

自分の趣味や特技の派生を世間から評価してもらって、それを生業にしていく人が増えてきました。

実際に、小学生の将来なりたい職業に「ユーチューバー」が上位にランクされるほどです。

 

一方でこれらのフリーランスの働き方は懸念点も指摘されています。

大きく3つ挙げられて、1つ目が契約面、ルールの明文化、待遇面などです。

企業に勤めていると、福利厚生・待遇面はおおむね管理されているが、それらを片っ端から

自ら管理するのは、実は非常に危険をはらんでいるといわれています。

 

2つ目が出産や育児などの手当、その間の給料が出ない問題です。

1つ目の問題と重なりますが、自分が仕事をしない限り、給料を稼げない仕組みのためです。

 

3つ目が周囲の認知があがり、ユーザーが増えると専門家レベルの登場によって趣味レベルの方だと

報酬が下がる危険性をはらんでいます。結果、食っていけないお仕事になる可能性もあります。

 

小さな懸念としても、

業務上のトラブルを守ってくれる法律が完全に整備されていなかったり、

ハラスメント問題も多いといわれている。フリーランスということで、他と如実に比べられて

足もとを見られるケースもあるよう。

 

働き方改革によって、本業の業務時間の上限が今年は大手企業限定だったが

2020年からは中小企業にも広がる。

また、有給休暇の取得も義務化されることで、残業して稼ぐのが難しくなる一方で

副業として、フリーランスでお仕事を始める方も増えると思います。

 

働き方が多様になるのは、一昔前だと、

派遣社員の規制緩和で一気に人材派遣が流行になったことがありましたが、

その後のリーマンショックで派遣切りも問題になりました。

 

緩和という言葉が自由を生み出したものの、福利厚生は正社員とは格差がありました。

 

現在、フリーランスも似たような問題ともいわれています。

自分で自立して稼ぐ、スキルを伸ばすというメリットはあるものの、

法律などはまだまだ追いついていないことは頭の片隅に入れておいたほうがいいと思います。

 

 

では、来年もいい年になりますように!!

 

今年1年、ありがとうございました!!

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