こんにちは!
シセイです!
昨日テレビでニュースを見ていて終わりの頃に流れる天気予報の週間天気予報を見ていると、晴れのマークが並んでるではありませんか??もうすぐ長い長い梅雨も明けそうですよ!
そのニュースで今年の夏野菜が特に不作のようで高騰しているそうです。本来、雨は農作物にとって貴重な水分なわけですが、日照不足や雨の降りすぎとは自然はやはり恐いですね。
そんな今日のテーマはSNSです。
このブログでも、何度か取り上げたSNSで、残念なニュースがありました。
とある企業で、今年本来なら入社予定の内定者の1名がSNSを使ったパワハラを内定先企業の人事課長から受けて、自ら命を絶ったというものです。
事の発端は、内定者全員を交流会・相談の場ということで会社が会員制SNSサイトに登録させたことです。
企業の狙いは、人事担当(会社)と内定者(学生)の意見を交換することで、入社前のイメージを持ったり、ミスマッチを防ぐ、定期的に課題を提出させることで、内定者とコンタクトを取るなどです。
この”狙い”がそのまま、使われていたのであれば全く問題はありません。
しかし、当時の人事課長は人事権をちらつかせるような発言を行っていました。
「誰がいつサイトに入っているかは会社側で全て把握しています。」
「入社してからギブアップされると非常に迷惑です。やる気が無いなら早めに辞退してください。」
「サイトに定期的に来ないような奴は丸坊主にでもしてやろうか!」
「入社後は徹底してエコ贔屓してやるからな。なめるなよ!年上の大人を!」
会社側は、度を超えた指導があったことを認めています。とくに「サイトという閉鎖的空間で起きた事例であり、きちんと会社として監督できなかった」と釈明しています。
こうしたSNSを内定者フォローに用いる背景には、売り手市場という時代で、企業側としての早期の囲い込みが一つ考えられます。
ただ、私は会社が釈明している文言に少し引っかかります。
「サイトという閉鎖的空間で起きた事例で、会社がきちんと監督できなかった。」→責任の矛先をSNSサイトに向けているところです。本来なら、このようなパワハラ指導を行った人事課長の考え方を変えるべきだと思います。
たとえば、人事担当者が現場からのたたき上げの経験もスキルも持ち合わせた人ではなく、人事畑の転職や外部からの登用で、会社として意見が言いにくかったのかもしれません。
私は今回起きた事例が氷山の一角の可能性もあると思います。
SNSは内定者フォロー以外にも、さまざまな場面で活用されており、我々の日常生活とは切っても切り離せないツールです。一方でSNSのコメント機能を使った誹謗中傷や言葉のニュアンスや切り取り方で思わぬバッシング(=炎上)を受けることもしばしばです。
今回は採用・内定者フォローでおきた事例ですが、決してSNSの是非で責任を片付けるのではなく、使う人間側のモラルを試されているような気がしました。
私も一流大学を卒業しているわけでもなく、ハイパフォーマーでもありませんが、最低限のモラルや常識を失いたくないな、こんな人事課長にはなりたくないなと思いました。
では!!