こんにちは!
シセイです!
今年はお盆休みが、企業様によって早いところだと、先週の土曜日から始まっているところもあるのではないでしょうか?
本来なら、帰省したり、友人と集まったり、花火に旅行にオリンピックにとなるはずだったのに・・・目に見えないウイルスに世界が冒されてしまいましたね。
そんな今日のテーマは、新卒市場・インターンシップについてのちょっとした展望です。
日本はご存じのとおり、多くの企業が4月入社で、そこから逆算して、就活解禁日(昨年撤廃された)と合わせてナビサイトが公開され、学生はイベントやセミナー、説明会、選考を受けて採用活動を行います。企業も反対に、イベントやセミナー、説明会にお越しになった学生を選考しながら、人材を採用していきます。
ところが、最近はナビサイトが公開される前から採用活動はある意味始まっています。それがインターンシップです。
これは学生と企業が就業体験を通じて、お互いが目星をつけているようなものです。学生は興味のある会社が、実際はどんなお仕事をしているのか?企業は自社に興味を持ってくれる人はどんな人なのか?欲しい人材が来ていないか?こんな感じではないでしょうか??
ちょうど、今頃は学校は夏休みに入るため、インターシップが行われる時期といえます。
しかし、今年のインターンシップ実施(予定)企業数は昨年の件数よりも10%以上減少しています。理由はコロナ禍です。また、書き入れ時の夏をずらして秋以降に行う企業も多いです。
コロナ騒動がこの先の見通しをたたなくして、各企業が2022年の新卒活動をどうするべきか悩んでいるということですね。大手航空会社は2022年の新卒採用活動を見合わせた報道もされてました。
このインターン=新卒採用活動はリンクすると言われています。よって、インターン実施企業が減少すると、新卒活動を行う企業は同じく減少すると思われます。
また、大手不動産会社は2000人の希望退職を発表しました。倒産件数もここ数ヶ月で飲食店を中心に増加しており、一部新聞報道では「就職氷河期」到来か?とも書かれていました。
採用市場自体も、昨年就活ルールを撤廃した元年に、コロナ騒動が起きました。また、新卒一括採用自体も見直す動きも出ています。
こういう話題が出る度にいつも、思うのですが、生まれた年が1年、1ヶ月違うだけで、就職しやすい・しにくい仕組みが果たしてもう少し上手くならないものか?と思ってしまいます。
景気=経済による、企業の業績や、将来を見据えて採用活動を行うわけです。それが今回の場合「目に見えないウイルス」のせいで各企業の採用計画は狂ってしまいました。
先行きがまだまだ不透明な世の中ですが、これからも定期的に各企業様にとって少しでも有益な情報を提供していきます。
今日は少し、考えさせられるテーマでした。
では!