こんにちは!
株式会社シセイです。
新入社員の皆様、この度はおめでとうございます!
昨年のコロナウイルスの大流行に伴い、就活解禁となっても企業訪問や会社説明会、面接などが対面で行われず、同期の顔合わせもなかなか難しかったのではないでしょうか?
世の中では働き方も転換点を迎えるのではといわれていますが、そんな中、前例のない就職活動を走り切った1期生として、これからの活躍を願っております。
今日はRPAシステムに関して導入を見合わせるお客様の声の第5弾です。
使いこなせない、成果が見いだせない。というものです。
日本はIT業界の人材が少ないと兼ねてから言われており、最近ではWEB広告やTVCMなどでもプログラミング教室の広告がしばしば流れておりますよね。
そういう観点からもITシステムの導入に関して、一歩引いて構えてしまう企業が多いのも事実です。
やはり、わからない・知らないものをお金を払って使いこなすという理屈ですからね。
ただ、視点を改めると子供のころの習い事を思い出してみてください。ここではスイミング(水泳)にしてみます。動機は親からの奨め(体力づくり、泳げるようになることで海やプールにいける、体育の授業で評価が上がる、周囲より泳げているとモテる・・・)だとしましょう。
大半が最初は泳げずに、顔を水中につけて慣らすことから始まり、水中での息の吐き出し、バタ足の練習・・・と段階を踏んで泳げるようになるかと思います。
その道中には必ず成功体験もあるかと思います。失敗を繰り返す中で、成功体験を経験し、楽しさを実感すると練習に励み、また成功を重ねていくということかと思います。
そして、いつの日かクロールを泳げるようになり、平泳ぎが泳げるようになり、背泳ぎが泳げるようになり、バタフライまで泳げるようになる・・・
最後には、この成果というのは自分に返ってきます。
新しいことに挑戦するという意味では、RPAも同様かと思います。ITに詳しくなければ、グーグルでちょこっと調べてわからないことを1つずつつぶしていけばいい。
(おそらく、日頃の仕事において、わからない言葉や漢字が出てくるとググって解決しているかと思います。)
そうすると、使いこなせないという課題は時間が知らないうちに解決してくれるかと思います。(何度も練習するとできるようになる)
使いこなすことができると、次は目に見えたかたちで成果を出していきましょう。
スイミングの例でいくと、一通り泳げるようになりました。
次はスイミングの昇級試験(タイムトライアル)のような段階でしょうか。
昇級するためにどうすれば成果(早く泳げるか)があげられるか?
日頃の仕事でなにか活かせることはできないか?考えます。すると・・・
この仕事だと代用が利くな。書類作成・メール送信なら毎日やっているから、これなら自動化できそうだな。
営業マンからの問い合わせでよく質問される内容はあらかじめ、自動化できるようにしておこう。
段々成果があげられる仕事ができていくようになります。試行錯誤することで成果が見えてくるようになります。(スイミングだと、息づきの回数・折り返しのターンなどでタイムを縮めていくイメージ)
成果が見えてくると、習い事といっしょでもっともっと成功体験を求めるようになります。すると時間とともに成果が見いだせるように自然となっていきます。
かくいう私もITは以前までさっぱり疎かったですが、昨年のコロナ禍でプログラミング教室に通うようになりました。
今では、陳腐ではありますがツイッターのような機能のアプリをつくれるようになりました。
成果とは、覚えただけではなかなか見出せません。
日頃の仕事に置き換えたとき、知識としてため込んでいたことを具現化することではじめて生まれます。
是非、ご検討していただけたらと思います。
では!